2011年12月29日

捨て場のないもの

日本では廃棄物の最終処分場の残余年数が少なくなっていて、物理的処理や化学的処理によって出される大量の汚染廃液・汚染土壌の処分地確保が将来的に難しくなるのではないかと言われている実態があります。ます。放射能汚染されたゴミを焼却すると、放射能がなくなるというのではないのです。要するにゴミの体積を減らすことはできても、キロ当たりの放射能は濃度が濃くなっている。現在一時保管の大量の放射能焼却灰は、現存の終末処分場だけで埋設処理するのは不可能でしょう。

ファイトレメディエーション(phytoremediation)という、植物が根から水分や養分を吸収する能力を利用して、土壌や地下水中の汚染物質や気孔を通じて大気中の汚染物質を吸収、分解する技術をつかう試みがある。1950年代から実施し現在は禁止されている大気圏内核実験(→地下、未臨界核実験として続いている)による放射性核種の飛散や、チェルノブイリ原発事故、福島原発事故による放射能漏れにおいて問題になるのが、中でも半減期がおよそ30年と長いセシウムである。セシウムに対するファイトレメディエーションはヒユ科のアマランサスや上述の西洋カラシナ、ヒマワリ等で試されているが、土壌中のミネラル分と強固に結合するために回収は難しく、実用には到っていない。

posted by Nina at 11:49| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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