農林水産部安全農業推進課 2011年 5月26日
担当者様;
千葉県HPでは、水田土壌の放射性セシウム濃度の調査結果について、4月8日に福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、農林水産省の協力を得て、10箇所で土壌調査を実施し、作付制限の行われる水田はありませんとの事でした。 千葉県は風下で、ホットスポットと言われるところがあり、柏、我孫子も入っているのだということですが、このあたりの地域を含んで調査しないと土壌調査としては後で問題が出てきます。また、最近の北千葉広域水道企業団HPによりますと、下記に抜粋した浄水処理過程で発生する浄水発生土の測定結果ですが、柏、我孫子の田畑土壌に関係性はないといいきれるでしょうか。
採取日 平成23年5月20日
放射性ヨウ素 I-131 158
放射性セシウム Cs-134 2,710
Cs-137 3,240
合計 5,950 (単位:ベクレル/kg)
こうした浄水発生土の処分については、受入業者側でも自主的に放射線量を測定現状、安全性に問題ないとして処分を継続することとしていますが、粒状改良土への処分については、国の方針が明らかになるまで、一時的に取り止めているようです。また、生茶葉では野田市、成田市などで暫定規制値を超える放射性物質が検出され、問題が出ました(千葉市、市原市及び長柄町においては暫定規制値以下でした)。春菊、ホウレンソウも出荷制限が言われましたが、放射能が検出されていてもある程度の時期で集荷制限が解かれる。同じエリアで、同じ作物を作っていても大丈夫であったり、なかったりが生じていると言う事だと思います。 A東葛エリアの水田、畑の土壌汚染の可能性をチェックしないのか。Aモニタリングする市では、その市内の何か所で調査しているのでしょうか。B基準値を超えているところは表面土壌除去とかを施しているのでしょうか。 三点にご返答を頂けますようお願いします。
千葉県我孫子市つくし野 海津 悠
海津 恵
海津新菜