我孫子市議会6月定例会が6月23日に閉会しました。今回は、補正予算審議もなかったので、予定より一日短くなりました。議案、請願の賛否を問う中で、海津にいなは、議案第1号には反対しました。
「我孫子市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」についての反対の理由は、次の3点です。
1.当市職員給与は全国でも高いレベルだと報道され、市民からも指摘が続いてきました。国に右へならへと、この条例を漫然と出す(月60時間超の残業代割増を条例化)よりは、残業を減らすように政策をして財政再建策につなげるべきです。市の財政・人件費に対する意識改革こそ先にすべきです。
2.条例の施行日を当市も国に合わせて、本年4月に遡って改正りせずとも、財政改善の目途が立ってからでもいいはずです。改正労働基準法においても、中小企業には猶予を設けています。人件費は市財政の大きな割合を占めているのに、これ以上は一円たりとも無駄にはしないとの意識が見えません。
3.日本は、ILOからも長時間労働が問題視されてきているので、市役所各課において一時間でも時間外を縮小するよう人件費を削減の考えをめぐらすのが、先にするのが筋のはずです。
*「我孫子市中期財政計画」の数字(P5〜)を見て直後の6月議会の定例会でした。それによれば政策経費は半減されるなかで、支出の中で大きな割合を占める人件費は、人員削減しても一向に減る様子が見えないのをおかしいと思うのは私だけだろうか。
FIFA ワールドカップ BEST4へ躍進
我孫子も、夢と誇りを持ってるいいまちづくりを進め
日本一の安心・安全・平和な街をめざし
世界を目指す子どもが育つように
財政をしっかり見直そう