節分の行事は宮中での年中行事で,平安時代頃から行われている矢で鬼をはらう中国の風習から、「桃の枝」への信仰にかわって、それが炒った豆で鬼を追い払う行事となったということだ。最も古い記録は1447年(文安4年)の『臥雲日件録』に「鬼外福内」を唱えたと記されているのが残っている。これは、季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考え、それを追い払う目的があった。炒り豆を用いるのは、旧年の厄災を払い捨てるものだからで、撒いた豆から芽が出ては宜しくないからだ。
豆は「魔滅」に通じ、一年の無病息災を願うゴロ合わせでもある。5つ、6つの子どもの頃は、祖母に年齢の数だけ食べられると言われ、大人はたくさん食べられてイーナァと思ったものだったが、この頃は年の数だけ全部食べるのはギブアップだ。北海道・東北・北陸・南九州では 落花生を撒くが、殻ごと撒くから地面に落ちても食べられ合理的だ。また、一部の地域では、縄に柊やイワシの頭を付けた物を門に掛けたりするところもある。
母が厚紙で鬼のお面を作ってくれて、大騒ぎをして家族で豆撒きをしたのを思い出したり、我が子と豆撒きをして盛り上がった頃もあったが、最後に豆撒きしたのはいつだったろう。この頃はウチも外も撒くと掃除が間に合わないので、袋から出して口に運んで福はウチである。新年度の予算編成を3月に控えているので、それこそ福はウチ(我孫子にイイことを引っ張り込みたい)しなくてはと考える。さて、明日は豆ならぬブルーベリー剪定作業を見学に柏の農場に行くが、良い目が出る恵方であるよう期待しよう!
Look for our lucky direction!
豆は「魔滅」に通じ、一年の無病息災を願うゴロ合わせでもある。5つ、6つの子どもの頃は、祖母に年齢の数だけ食べられると言われ、大人はたくさん食べられてイーナァと思ったものだったが、この頃は年の数だけ全部食べるのはギブアップだ。北海道・東北・北陸・南九州では 落花生を撒くが、殻ごと撒くから地面に落ちても食べられ合理的だ。また、一部の地域では、縄に柊やイワシの頭を付けた物を門に掛けたりするところもある。
母が厚紙で鬼のお面を作ってくれて、大騒ぎをして家族で豆撒きをしたのを思い出したり、我が子と豆撒きをして盛り上がった頃もあったが、最後に豆撒きしたのはいつだったろう。この頃はウチも外も撒くと掃除が間に合わないので、袋から出して口に運んで福はウチである。新年度の予算編成を3月に控えているので、それこそ福はウチ(我孫子にイイことを引っ張り込みたい)しなくてはと考える。さて、明日は豆ならぬブルーベリー剪定作業を見学に柏の農場に行くが、良い目が出る恵方であるよう期待しよう!