朝の出来ごと
朝、この頃、気温0度などもある。それでも、駅頭活動(マイクで議会報告や行政案内をしたり、「駅から通信」を配布)へ行くのは最初の選挙の頃より日課になっています。市民の皆さんの仕事は気候に関係なく毎日定時に出発される。私も出来るだけ、そんな通勤通学の皆さんの様子を目にしておかなくてはと思う。私たちの我孫子市を支えてくれているのは、我孫子市にほとんど日中はいない方たちが税金を支払って(天引きされて)くださっていると思っているからです。しかし、今、我孫子市で問題になっている集会施設利用料の値上げについては、税金負担をされている通勤者の皆さんなどは、市公共施設を使う時間がないので蚊帳の外の状況です。忙しくて利用することもないから、パブリックコメントの反対も賛成もする折がない人たちがほとんどでしょう。少なくともそういう皆様の代わりにも議会で声をしようと頑張っておりますので、タイムリーなご報告をと思います。
ところで、税金面で多大な貢献をされる方たちがいる一方で、有料になった駐輪場でお金を払わず止めている人も少なからずいらっしゃる。残念ながら、給食費、保育料を滞納(生活援助が必要な方には申請によって免除がされる)している人も増えている。そして今朝も、エスカレーターに自転車で乗り入れる中年男性(先日は若者だったが)を見て唖然とした。このところ、駅のエスカレータ入り口に自転車禁止の貼り紙があるのを見ると多発しているのかと考える。さすがに、私の目の前を自転車で乗り込まれたので、今朝はマイクで話をしながら、「そこの方、周囲の方の迷惑になります。危ない自転車の持ち込みはおやめ下さい」と注意したが、振り返りもせずにいってしまった。そういう人は、我孫子の市民ではないのか?!その後、ついついマイクを握って話をしたりして2時間も・・・ 駐車場の料金が400円になってしまった。さすがに、寒くてポケットから手を出して「駅から通信」をとってくれる人は30人もいなかった、が。
寒い冬でも・・・
この頃通勤時間帯に電車が人身事故でよく止まるようになった。12月など節目のおりに追いつめられる事があるのだと聞いた。12月議会質問の項目に自殺防止の質問を入れて、担当部長、担当者に迅速適切な対応を求めた。人の迷惑を顧みない人もいれば、迷惑をかけてしまうからと悔んで自殺にはしってしまう人がいる。一人ではいかんともしがたいので、私も自殺防止の議員有志の会に加わわって情報交換させてもらう事にした。そうした議員から、図書館での特設展示も効果があったと聞いたので、我孫子のアビスタ図書館でも関連書物の特別展示をしてもらえるよう話した。女性管理職だからか、すぐに判断をしてくれた心優しさが嬉しかった。部長も、担当者を自殺・うつ病の研修会に出席するように即断してくれ、なんとか対応策を考えたいと言ってくれたので、高槻市の視察資料をどっさり手渡した。相談窓口を分かりやすくする、自殺防止キャンペーンに取り組むなど参考にして貰えたら有り難い。
一緒に考えてこそ
毎朝、駅頭に立って、通勤される方たちを見送りながら市議として出来るだけのことはしなくてはと思う。 気をつけて行っていってらしゃい、そしてちゃんと無事に帰ってきてくださいね、と祈っている。それは家族を見送る時の思いと同じです。寒い時は、皆さんと同じように寒さを感じ、暑いときは皆さんと同じに汗を流しつつ、我孫子市を支えてくれているお顔を知っておきたいと思うのです。
数日前には駅頭のおりに、何かお手伝いできるならと名刺を下さった紳士がいた。社労士の肩書を持つ方だった。「私の専門分野は、年金ですが、社会保険〜人生全般までかかわっております。何かお手伝いさせていただくことがありましたら、喜んでご協力させていただきたいと思います。」と言ってくださった。 そして、なんと我孫子市にライフリンク立ち上げにかかわった自殺のない社会づくりネットワーク・ささえあい事務局の活動をされる方がいるのも分かった。
こういう方たちとも繋がりながら、我孫子市の行政の力と合わせて、市民が健康に安心して暮らせるようしていかなくてはと考える。12月議会において、心豊かなまちづくりを目指して、という質問を多々折り込んだが、まちづくりの推進には市民の皆さんのご理解とご協力があればこそです!