(財)日本生態系協会主催の国際フォーラム「世界が注目する生物の多様性」に午後1時から5時過ぎまでの講師の話をじっくり聞いてきました。環境保護がこれからは経済活動と両輪で考えられるようになると断言された。ドイツのハノーファー市のハンス・モニングホフ氏(第一市長)、米ボルダー市のマシュー・アぺルバウム氏(市長)、野田市の根本祟氏(市長)がそれぞれのまちの取り組みを話された。野田市の根本市長の取り組みは、予算も多くかけずに広域の開発をストップさせた上に90haの谷津田を守り、実際にエコ水田にして収穫しているというので目から鱗だったが、しかも我孫子が一蹴したコウノトリの放鳥なのに、それをコウノトリ・トキが舞う地域づくりへ進展させたいとの努力が語られた。リーダーシップを発揮されて見事な手腕の環境行政をされている野田市長の市民との協働だと感心した。
江川エコパーク構想は、日本生態系協会の知恵をふんだんに取り入れているとのことで、これまでの議員研修の中でも秀逸の内容だった! お二人の海外ゲストの市長にも触発された。