市民は「定数をもっと減らせばよいのに・・・」と言うことがある。議員活動が見えないから、そんならどんどん減らしてしまえばと思うのだろうか。議会の傍聴をしないで、そういうことを言うのはどうかしらんだ! 地域の事情を聴きっとって、行政に伝える市民の声を代弁する活動をするのが議員の職務だ。なかには、議員の支持母体の組織・団体の利益を代表して活動する人もいるし、宗教や政党の活動を代表する場合もあるが、一般的にはみんなの意見を伝える人を議員として選んだはずだ。そういう議員を減らしてしまって、行政の運営をチェックをどんどん削減すると、目が届かなくなってしまうのではないだろうか。
「議会の議員の質」を変革するべきなのに、もっと少なくして地元の議員を見知る機会を持てるというのだろうか。まずは、身近な議員が何をしているか、どんな顔をしてどんな声で話すのか、見てみるだけでも時間を割いて欲しい。
政権交代したとしても、それだけでは変わらない。Change! とは、政治のありようを、生活の安心(国防)と保障(国益)を市民(国民)の為に市民も関わりながら良くすることだ。ギリシャのポリス(政治)だって、関わらなさすぎが政治を腐敗させていったのではないか。
地方自治、地方分権と言われて、議員の数そのものを減らしてみても余り意味がない。それより市民が政治参加することで、市民がエンパワメント(力をつける)していくべきだ。その為に、市民は投票するだけでなく、立候補することも考えてみてはどうだろうか。お任せ民主主義ではなく、みんなで頑張ってみてはどうだろう。それこそ、私も他市の女性議員(もともとは政治の素人)と連携、情報交換しながら、市民生活を守るために必死な思いで議員活動をやっている。 最初は皆素人だが、人生経験がものをいう年齢になれば、人生の駆け出しではないから地元行政へのそれなりの目線が出来てくる。あとはそれなりに交渉力だと考える。
そこで、私も「あなたも市議選に挑戦しませんか!」キャンペーンを展開することをブログで呼びかけてみることに・・・