今、そんな政治を捨てて、志を同じくする高い理念の政治を目指す人たちが党派を超えた協力を深めていこうと動き出しています。官僚主導から政治主導へ、中央集権から地域主権へ、縦割り・なわばり型システムから国民本位型システムへの革命が呼びかけられています。そんなことで、京王プラザで開かれた渡辺よしみ・江田けんじ議員の呼びかけを聞いてきました。聴衆の中には女性たちも姿もけっこう見られたのは、時代が変わる兆しを感じました。熱っぽい演説に感動して、握手を求める事となりました。
2009年01月26日
新しい政治を目指す国民運動の呼びかけ
今、そんな政治を捨てて、志を同じくする高い理念の政治を目指す人たちが党派を超えた協力を深めていこうと動き出しています。官僚主導から政治主導へ、中央集権から地域主権へ、縦割り・なわばり型システムから国民本位型システムへの革命が呼びかけられています。そんなことで、京王プラザで開かれた渡辺よしみ・江田けんじ議員の呼びかけを聞いてきました。聴衆の中には女性たちも姿もけっこう見られたのは、時代が変わる兆しを感じました。熱っぽい演説に感動して、握手を求める事となりました。
2009年01月22日
農業大学にて、匠の姓を知る
農業の在り方を考えるのは難しい。考えているだけでは話にならないからだ。地産地消とはいっても、消費者が安いものを選んでいるだけでは、意味がない。手間暇かけて安全を守って作った農産物の味が違うのが分かる消費者がいなくてはそれは、気持ちの上でも、採算面でも意味がない。
そういう時に知人の農大教授(白山在住)からから、『自給再考』という新刊本を紹介された。たまたま執筆者のお一人、農学部学長(茨城大学農学部、網町)とは懇意なので会って話を聞こうとお誘いを受けた。千載一遇のチャンスと素直にお申し出のままに同行させて頂いた。そこで地産地消の活動に熱心な人を二人にも声をかけた。つくりたい物をつくるだけではない、農政の難しさ、国の要求、国際市場での戦い、自然との格闘、消費の価格破壊、こういうものと闘ってきた農家さんたちは、物言わずに先祖の土を大切にしてきた。これを大切に守り育てるものがなくなっては、日本の国土の防衛もあったものでない。農業にどう取り組むか、どういう点に価値を置くか、これこそビジョンがないとだけだと分かった。
さすが農学部、学生が生産した野菜を学食でつかう。ランチ(クリックで拡大)はさすがに野菜たっぷりで、とれたれで野菜の味が本物でおいしかった。お隣には、農業セラピーに関する医療センターもあるという。農家は百姓というけれど、100以上もの技がいる匠の姓だと改めておもった。
帰路、牛久の新規農家の若者を訪ねた。「すがすがしく、美しい」農家を営んでいると教えられたからで、農大の先生方が驚嘆する新規農家の後継者ということだ。まず、本当にいいものとは本当にみても美しいのだなあと、仕事への美意識、誇りというものが感じられるたたずまいだった。後継者になりたいと弟子入りしたような形の若者は農大の学生で、家庭はサラリーマンだったとか。農業機械と先輩の援助があるからできることだと言われた。機械を買って、土地を買ってたら、とてもできない事らしい。そういう時代の岐路にきている農業を本来はどのようにつづけていけるのか、考えているだけでは埒があかない。
2009年01月11日
食品の裏側
賞味期限の考え方が行過ぎて無駄に廃棄してしまうことがないようにと言われるようになった。ミートホープ、船場吉兆、白い恋人、不二家、中国餃子、粉ミルクなどなど食品の偽装や安全性が守られなくなって、特に子育て中の若いお母さんたちは不安でたまらないことだろう。
一方で、安陪司著『食品の裏側』という本がベストセラーになっている。柏アミュゼで開かれた講演を聞いて、私も早速に本を買ってしまった。そして、今日は生活クラブ生協で栄養士の資格のある方からさらに細かい話をきいた。
食品が安く手に入ることに惑わされず、よくその裏を考えたほうがよい。ハム、練り物、漬物などには合成着色料、増粘剤、発色剤、酸化防止剤が使われているのはよく知られている。今は、梅干ですらそのようにして出来た逸品だったりする。
安陪氏の話が、コーヒーフレッシュの原材料の話に及ぶと、なんと日本にはおかしな食品が安く出回るようになっていたのかと改めて気づかされる。一目みて、気にするのは特売かどうかだった。醤油のつもりで安く買ったら、そこにも仕掛け(注・新式醸造)があったと仕掛けには気づかない。カット野菜が、いつまでも色が変わらない不思議も、仕掛けは殺菌剤にくぐらせてあるからでした。魚の干物にも、色をよく見せる発色剤をくぐらせている、とか。開封して数日も腐らなくなった牛乳、これも昔はなかった。ドレッシング、カレールーなども色々な添加物が入っているのでよーく見比べて、購入するのが良さそうです。天然だしの素も、裏側をみて科学調味料無添加をチェックが必要です。豆腐、味噌も、原材料に変化を余儀なくされている。今や主原料の大豆は国産だけではまかなえないから、米国などから輸入している。せめても遺伝子組み換えではないものを輸入することにしている。サラダ油などの場合は、遺伝子組み換えのものを5%に達しない程度で使っていても表示しなくていいのだから、知らぬ間に口にしている。
私たちはどの程度、こうした変化に気づいているだろうか。