11/8・9に柏のあけぼの山にある農業公園で、千葉県農業協会主催の 「アグリフェスタちば2008」が開催されました。千葉県農業協会主催、柏市後援ということですが、近隣の我孫子、松戸、野田、流山も参加していません。柏からは染谷農場・かしわで が参加していたが、大規模農業 の取り組みだけが対象なのか、このようすからして千葉県の千産千消もまだまだの感じが否めません。
柏市は、かぶの農薬問題、ハム工場の地下水論議、野田市は無人ヘリでの農薬散布などを続けていますし、様々に農業・食・健康に関わる問 題が出ています。我孫子の農業は、この近隣には珍しく空中散布を止めており、安全安心な農業を推進しようと頑張ってきたはずです。しかしながら、害虫被害にもあいやすく、見かけで判断されるだけだと、 価格は低く抑えられてしまうのです。せっかく作っても、米価も安く叩かれると不満も出てきています。むしろ、安全のブランドを打ちたてて、農家が胸を張って頑張れるように後押しして、もっと積極的な農政を推し進めるよう考えながら、まちづくりに生かしていきたいと思います。
近々、自然生態系農業の先進地である宮崎県綾町に視察に行ってきます。マイクロバイオティックの食を進める早川農苑、前郷田町長のご家族でオーガニックの薬膳に取り組む郷田紀美子氏らにお話を聞いてまいります。当市の課題を解決できるよう、更に詳細に先進地を調査し、我孫子の地産地消の目標をはっきり出来るように進めます。
2008年11月09日
農業・食・健康のフェスティバル
2008年11月05日
柏市議会にて決算委員会を傍聴
我孫子市の決算特別委員会は10月7,14,21日で認定を終えました。柏議会は今まさにそのさなかなので先日の、常任委員会、議会運営委員会の傍聴もしたところなので、決算の傍聴もしてきました。
柏では5日かけての決算委員会です。予算総額が我孫子の3倍1000億近くあるのですから、その点はだいぶ違うのです。我孫子が、どの角度からでも一問一答で質問が出来るのに対して柏は前もって何を質問するという通告制です。そのため、委員会のかなり前に各代表委員は職員から諮問に対するヒアリングを受けて、職員は答弁書を作ります。委員会の当日、議員一人につき質問時間の制限までも20分までと決まっていて、その中に答弁も含まれます。今回は民生・環境の担当者に質疑がされるので、地下水汚染などで問題になっている柏・伊藤ハムの質問も出るかと思いましたが、通告締め切り日が事件発覚の前のため、どの議員も質問に出すことは出来なかったようです。この点は、通告なし、時間制限なしで、決算審査できる我孫子の方が良いと思います。
また、我孫子の議員は、委員会を傍聴しようと代表委員以外でもほとんど(保守系以外)来ていますが、柏は傍聴する席がないにも等しいし、ひどいのは代表委員であっても質問すらしない議員がいるのも問題でした。
そのほか気づいた事は、柏の議会運営委員会に市民を傍聴者として入れ、議事録も作成されているなど公開原理が徹底してたのは、情報公開が進んでいると思えました。しかし、議会全体の運営そのものが執行部(職員)に都合が良く出来ているようで、質問が十分に出来ないのではと危惧されます。それぞれの議会ごとに規則が非常に違うので、規則をもっともらしく信奉している根拠を知りたくなります。
さて、我孫子市議会には質問を25項目までという取り決めがあります。議会運営委員会でかつて暗黙の了解で決められたものです。その決定を知らなかったある党の議運オブザーバーが、一般質問の通告提出の日に、初めてそのことを知り憤慨しましたが、私などは議員の質問の項目数まで議員自らが制限するなどは自分の手をしばるものと感じ、強く反発しました。それらがあって、議運のメンバーでない者にも決定事項を文書にして渡すことになり、また25項目も概ね30項目となり、今やそれもかなり拡大解釈されています。議会ごとに、おかしな決まり(ウチの議会ではそんなことはしない)があり、こちらで絶対ダメなはずが、あちらでは問題なしという事があります。そのためか、我孫子の議会運営委員会を市民に傍聴させて欲しい、議事録を出して欲しいなどの陳情が出されて継続になっています。
市民の皆様、是非、市議会を傍聴にいらしてください。(税金を投入しての議会棟耐震化工事も完了したところです)
柏では5日かけての決算委員会です。予算総額が我孫子の3倍1000億近くあるのですから、その点はだいぶ違うのです。我孫子が、どの角度からでも一問一答で質問が出来るのに対して柏は前もって何を質問するという通告制です。そのため、委員会のかなり前に各代表委員は職員から諮問に対するヒアリングを受けて、職員は答弁書を作ります。委員会の当日、議員一人につき質問時間の制限までも20分までと決まっていて、その中に答弁も含まれます。今回は民生・環境の担当者に質疑がされるので、地下水汚染などで問題になっている柏・伊藤ハムの質問も出るかと思いましたが、通告締め切り日が事件発覚の前のため、どの議員も質問に出すことは出来なかったようです。この点は、通告なし、時間制限なしで、決算審査できる我孫子の方が良いと思います。
また、我孫子の議員は、委員会を傍聴しようと代表委員以外でもほとんど(保守系以外)来ていますが、柏は傍聴する席がないにも等しいし、ひどいのは代表委員であっても質問すらしない議員がいるのも問題でした。
そのほか気づいた事は、柏の議会運営委員会に市民を傍聴者として入れ、議事録も作成されているなど公開原理が徹底してたのは、情報公開が進んでいると思えました。しかし、議会全体の運営そのものが執行部(職員)に都合が良く出来ているようで、質問が十分に出来ないのではと危惧されます。それぞれの議会ごとに規則が非常に違うので、規則をもっともらしく信奉している根拠を知りたくなります。
さて、我孫子市議会には質問を25項目までという取り決めがあります。議会運営委員会でかつて暗黙の了解で決められたものです。その決定を知らなかったある党の議運オブザーバーが、一般質問の通告提出の日に、初めてそのことを知り憤慨しましたが、私などは議員の質問の項目数まで議員自らが制限するなどは自分の手をしばるものと感じ、強く反発しました。それらがあって、議運のメンバーでない者にも決定事項を文書にして渡すことになり、また25項目も概ね30項目となり、今やそれもかなり拡大解釈されています。議会ごとに、おかしな決まり(ウチの議会ではそんなことはしない)があり、こちらで絶対ダメなはずが、あちらでは問題なしという事があります。そのためか、我孫子の議会運営委員会を市民に傍聴させて欲しい、議事録を出して欲しいなどの陳情が出されて継続になっています。
市民の皆様、是非、市議会を傍聴にいらしてください。(税金を投入しての議会棟耐震化工事も完了したところです)
2008年11月01日
白井市長選、千葉県初の女性市長を!
白井市の市長選が11月に予定されているので、激励に行ってきました。千葉県初の女性市長誕生がいよいよかと期待されています。
実は、前回2004年の市長選で出馬し、現職候補に159票で惜敗した。もっとも、市民のボランティアによる急場しのぎの選挙であったのだから、善戦したのだとも言える。だいたいが、現職市長と一騎打ちの選挙とは、現職の市長が8割がた当選だと言われる。そんな厳しい状況にあって果敢に立候補する事になった横山くがこ氏は、当時の白井市が直面した合併問題に対して、住民投票を行うよう求める運動を展開した団体の一人だった。
合併をするか否かは住民生活に大きな関わりのあることなのだから、住民の大半に分かるようにまずは情報提供し、プロセスを踏んで決定すべきだと住民投票運動を立ち上げたのが横山氏のグループだった。住民投票を有効にするためには、投票資格者の意思を一定期間の間にまとめなくてはならない。その結果、合併は退けられたが、同年の秋に市長選が予定されていた。誰も立候補する者がいないと無投票で現職市長の再任となる。そこで、横山氏が急遽候補者として擁立され選挙となったのだ。僅差で当選に至らなかったので今度こそ、と言う思いは強い。
http://www.k2.dion.ne.jp/~kugako-v/
横山氏は、非常に有能な女性である事以上に、温かみがあり、責任感、正義感が強い、4人の子供のお母さんだ。白井が町役場であった10年程前には、給食改善運動から町議となり活躍、その間に出産・育児もするというどんな時でも一生懸命に取り組むタフな一面もある。しばらくして町議を辞して、地域の運動に専念した。いち早く白井の女性議員比率が全国トップになったのも横山氏の影響が大きいはずだ。全国一運賃が高いと言われる北総線運賃の交渉でも市民、国会議員らと粘り強く交渉を続けている。
こういうヤル気・実行力のあるリーダーによって、市民が主役になるまちづくりを進めるよう、頑張って欲しい! 投票日は30日ということです。
実は、前回2004年の市長選で出馬し、現職候補に159票で惜敗した。もっとも、市民のボランティアによる急場しのぎの選挙であったのだから、善戦したのだとも言える。だいたいが、現職市長と一騎打ちの選挙とは、現職の市長が8割がた当選だと言われる。そんな厳しい状況にあって果敢に立候補する事になった横山くがこ氏は、当時の白井市が直面した合併問題に対して、住民投票を行うよう求める運動を展開した団体の一人だった。
合併をするか否かは住民生活に大きな関わりのあることなのだから、住民の大半に分かるようにまずは情報提供し、プロセスを踏んで決定すべきだと住民投票運動を立ち上げたのが横山氏のグループだった。住民投票を有効にするためには、投票資格者の意思を一定期間の間にまとめなくてはならない。その結果、合併は退けられたが、同年の秋に市長選が予定されていた。誰も立候補する者がいないと無投票で現職市長の再任となる。そこで、横山氏が急遽候補者として擁立され選挙となったのだ。僅差で当選に至らなかったので今度こそ、と言う思いは強い。
http://www.k2.dion.ne.jp/~kugako-v/
横山氏は、非常に有能な女性である事以上に、温かみがあり、責任感、正義感が強い、4人の子供のお母さんだ。白井が町役場であった10年程前には、給食改善運動から町議となり活躍、その間に出産・育児もするというどんな時でも一生懸命に取り組むタフな一面もある。しばらくして町議を辞して、地域の運動に専念した。いち早く白井の女性議員比率が全国トップになったのも横山氏の影響が大きいはずだ。全国一運賃が高いと言われる北総線運賃の交渉でも市民、国会議員らと粘り強く交渉を続けている。
こういうヤル気・実行力のあるリーダーによって、市民が主役になるまちづくりを進めるよう、頑張って欲しい! 投票日は30日ということです。