リーマン・ブラザーズ(米証券大手)の経営破綻に続く、AIG(米保険最大手)の公的管理化置きは、公的資金の導入の表裏をみる思いだが、米国の転換の速さは驚くものだった。サブプライム・ローンが米国企業に及ぼしている影響とさらなる打撃、今後の日本経済へ深まる危機感を強く持つ。
それにしても、我が国の政局はお寒い事情で、国民にツケを回す状況はこれ以上やめて欲しいといいたい! 日本をどうするか、長期の視野にたっているのだろうかと私など市議会で働く身なのだが、苛立つばかりだ。国政を預かる方々は、若者が夢を持てる、そしてシニアが元気で頑張れるような政治がリーダーシップととらなくてはウソだ
グローバル化の一途で、新興国の追い上げは激しくなり、有効な政策をどんどん打ち出すべき政治家の果たす責任は大きい。総裁選、総理大臣の決定と総選挙へのスケジュール読みが始っているが、ともかく政治と経済をセットで日本のシステムを構築する政治を早急に望みたい。国政を預かる政治家は、海外投資家の辛らつな評価にも耐えるよう、日本の国益をかけて使命を果たして欲しい。国民はこれまで必死に働き続け、日本の経済を世界のスタンダードにしかっりと位置づける努力を続けてきた。首相から、野党党首までイス争いに血道をあげている場合ではないはず、国民の努力に応える自覚を持って働いて欲しいものだ。民間の努力に報いる、政界の国際戦略、国内施策を進めて、安心できる暮らしを頼みたい。
我孫子では、9月議会・定例会が、大雨災害、JRの事故、殺人事件とこのところ負のニュースが全国報道されるなかで、会期(1〜19日)が終わった。市議会、職員一丸となって、市民の財産と安全・安心を守っていかなくてはと、一市議としての責任を強く感じている。
そして来月には、平成19年度の決算審査が行われる。市民の皆さまには、議会場での傍聴ばかりでなく、委員会室で行われる決算の状況を傍聴することもできます。7、14,21日の午後に議会棟の委員会室で開催されます。年に一回、市政が一番良く見える場ですから、どうぞ覗きにいらしてください。そして、現在耐震工事中(税金約5千万円)の様子も見ていってください。
海津にいなにもお声かけくださいませ。ご意見、ご提案をいつでもお待ちしています。
