2008年07月20日
四小学童のキャンプ
龍ヶ崎の森林公園での楽しいキャンプの様子を覗いてきました。私は、我孫子へ引っ越してきたときに白山グリーンタウン(6号棟)に住んでいたので、四小のPTAの役員もしたことがありましたが、現役パパ達から学童のキャンプのことを聞きつけ、友人の家に遊びによるついでにキャンプ場の皆さんのところへも
寄ってきました。
国からの補助金も有効に使って整備されており、キャンプサイトはなかなかユニークなしつらえがされておりました。先日、来たときは木立の中でフルートの練習をされている男性がいましたし、家族連ればかりでなく色々な人たちの憩いの場になっているのを見てきました。我孫子のキャンプサイトの整備にも参考になるところがありました。
2008年07月17日
国際会議に参加して
世界女性会議は、国連女性会議よりも以前から開催されてきたNGO連携の取り組みです。初会議は、1981年にハイファ(イスラエル)で開かれ、この7月にマドリッドで第10回となった。3年毎に開催され、主に大学研究者が中心だが、海津にいなも参加しました。
この会議は、行動、実践し、国際社会に責任をもっていくことを重視している。前回の韓国同様に、スペインでも、国、地元自治体が全面的に支援をし、多数の企業の協賛を得て、国策として女性の社会進出を後押しするという。スペインでは、3月の総選挙後、4月に発足した2期目のZP(サパテーロ)内閣。組閣人事でも引き続き「平等」をキーワードに、組閣メンバー17人のうち9人は女性で、女性閣僚が男性を史上初めて上回る。「平等省」も創設された。これは、スペインで激増するDVによる殺人事件などへ法的な措置の強化、雇用の男女均等を目的につくられた。
■皆で関わる、多様化の重要性
こうした国際会議で多くの人と出会うことは、思わぬ情報交換ができ、そして問題を共有することで、励ましあい、多くのアイデアが生れてくる。それぞれの国情で違いがあるが、むしろ女性達はその共通性に目をやり連携し、粘り強く努力を続けていくことで、困難な問題を国際的な視野をもって解決していくと確認しあった。
2008年07月16日
仏・市役所、市議会を視察!
フランス・カンヌ、ニース(鎌倉市と姉妹都市)にも立ち寄り、お願いしていた議会の傍聴をさせていただくことになった。ニース市議会は既に男女同数だった。2000年の憲法改正後、立候補者男女同数法が実践されて各党とも男女同数を立候補させる原則となった。しかし、同数になるのは候補者の数であって、有権者の投票結果で女性議員数が上回ることも起こりうるわけです。まずこの原則を守れず、立候補者が不均衡だった政党には、制裁措置が加えられ政党助成金の減額を行うが、初回の選挙で余り効き目がないとして2007年から更に減額率を強化したのは、目から鱗だった。フランスも、スペインも両国民の政治参加意識は高く、投票率はともに70%を越す。誰を選ぶかで政治むきが変わり、生活が大きく変化するからだと老いも若きも真剣に考えている。ストも年中行事で、国民の生活も麻痺してくるが、市民もそれを支持している。日常において政治なおざりにせず、傍聴席も満杯でした。
カンヌは、国際映画祭で注目される町ですが、人口自体はニースには及びませんし、我孫子より小さい町です。さて、そこの副市長はとても素敵な女性でした(写真を取らなかったのが残念でなりません)。ヨーロッパの中で、フランスは自由・博愛を尊ぶ国として知られますが、女性の活用が遅れていたのです。それもいよいよここへきてようやく改められています。EUとはある意味では、経済通貨の大合併をしたとも考えられるます。欧州諸国の経済の建て直し、市民はギリギリの選択を迫られて議会がどう決定し、どう生活に影響するかしっかり見詰め、女性の活用を勧めていました。