この理論はキャリアだけにとどまらず、「運を良くする方法」としても知られている。「運は人が運んでくる」、ということだ。
そして、クランボルツ教授は、「いい偶然」を引き起こすために必要な要素を5つあげている。
それが、「好奇心」「持続性」「柔軟性」「楽観性」「リスクテイク」。
好奇心とは、新しいことに興味を持ち、面白がって、新たな学びの機会を求めること。
持続性とは、へこたれず、とにかくコツコツと続けること。
柔軟性とは、考え方を柔らかくし、新たな「考え」や「人」も肯定的に受け入れること。
楽観性とは、「なんとかなる」「大丈夫」「きっとうまくいく」とポジティブ思考で考えること。
リスクテイクとは、失敗や越境(コンフォートゾーンを抜ける)を恐れず、挑戦や冒険をし続けることなのです。
意識的にコミュニケーションや雑談をすることがラッキーアクションにつながります。
例えば、従業員同士のコミュニケーションが頻繁に起こりやすい環境をつくることで、偶然の出会いや意外な発見が生まれやすくなるということを示す研究も世界中に見られます。
話しやすい環境ができることで、自由に考えが意見が交換できるようになって、新たなアイデアや洞察が生まれやすくなり、そういった偶然が生んだアイデアなどは、将来の問題解決や新しい発明に活用されることが期待されているのです。
Google社のようなイノベーティブな企業では、日常で行なわれるコミュニケーションが固定化しないように、いろんな社員が出会いやすい社内動線にしたり、社内カフェのような場を設けていることが知られています。
また、健康被害ももちろん重大ですが、コロナ禍の影響で、世界中の研究者が悲鳴を上げたのは学会後の懇親会(飲み会)がなくなったことでした。
単にお酒が飲みたいという話ではなく、全国、そして世界中の優秀な研究者とする雑談は、ほぼ必ずセットで行われるのです。
話しやすい環境で、自由に語り合うことの重要性が分かる事例ではないかと思います。
見方を変えると、運気を上げるには、偶然の出会いを増やす意識が大切になる・・・とも言えるでしょう。
運が悪い人とは、「ほとんど魚がいない池」でしか釣りをしていないようなもの。私たちはついつい、「魚がほとんど釣れない池」で釣りをすることを習慣化してしまい、その習慣を変えられないままに「運が悪いなあ・・・」とぼやく日々を送ってしまうこともあるのです。
そんなとき、偶然の出会いがあると、自分の意志と良くも悪くも無関係に、いつもと違う池で釣りをする機会が生まれやすくなるわけです。
人間が変わる方法は、「時間配分」か「住む場所」か「付き合う人」を変えるしかない、という大前研一の考えはよく知られています。
引っ越しは住む場所を強制的に変え、時間配分や付き合う人も変わる可能性が大いにあるわけで、実は非常に科学的な箴言と言えるかもしれませんね。
出典 明治大学教授・堀田秀吾『科学的に運気を上げる方法』飛鳥新社
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